お知らせ

おおた通信 206号 おおたよりお客様へ

皆様方には日頃より大変お世話になっており、心から厚く御礼申し上げます。

本格的な梅雨入りや台風シーズンを迎えておりますが、線状降水帯や勢力の強い台風など異常気象による被害が皆無に収まってくれることを切に願っております。

さて、世界に目を向けると米国の関税政策や米国内での人種差別的要因による暴動の広がり、またはロシアウクライナ問題からロシア対NATOに発展しそうな気配もあり、平穏さが訪れるのはいつになることやらといった感じで、混乱が長引きそうな様相です。また、日本国内では政府備蓄米売渡し方法が随意契約による売買に切り替わり、迅速に一般市場に出回るということでコメの平均末端価格は多少の落ち着きを見せ始めておりますが、大方の予想ですと以前の様な価格には戻らないといったものです。日本の農業の将来を考えると農家さんの収入が増えなければ後継者不足に拍車がかかり、基本的には生産量が減ってしまいます。ですから、いろんな農産物の新規就農を支援する施策と、同時に就農支援だけにとどまらず優れた農産物を作る農家さんの収入が増える施策を打ち出し、就農者が増加し安定的に収量の確保が出来るように国として本腰を入れて考える時期に来ている様に思います。

また、内閣府は本年5月の消費動向調査を発表しており、その中で日本の消費者マインドを示す指標である消費者動態指数に触れております。この指数は①暮らし向き ②収入の増え方 ③雇用環境 ④耐久消費財の買い時期判断の四つから算出されるようです。この四つの意識指標をみると「暮らし向き」と「耐久消費財の買い時期判断」の回復が緩慢だそうです。このことで暮らし向きは厳しさを増すと考える人が多く、同時に家電や自動車などの購入に慎重な姿勢を伺い知ることが出来ます。

私たち、小売店舗のお客様動向や工場卸先の様子をお聞きしても、ある一定の層または地域を除いて、やはり消費マインドは下降気味であり、その対策として精肉、総菜ともにコストパフォーマンスにおいて優れた原料の発掘、また新製品の開発に力を注ぎ、消費意欲の喚起につなげていければと考えております。

弊社ではその筆頭として、国産交雑牛の旧来より少し安価なお肉を販売のラインナップに加えて積極的な販売活動を繰り広げたいと考えており、すでにテスト販売は終え、6月1日から本格導入を致しております。また、総菜など加工品におきましては練り物系の新商品開発を推し進め卸先様に喜んでもらえるような新製品を送り出したいとも計画致しております。

暫くは、個人消費は盛り上がりを欠く時間を強いられることになりそうなのでお客様ニーズに合致した営業戦略を立て、右肩上がりに導いていきたいと考えておりますので倍旧のご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

オオタ総合食品株式会社
代表取締役社長 多田勝