時下ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。平素から格別のお付き合いを賜り心からお礼申し上げます。暦の上での春は、すぐそこまでやって来ましたが、春本番を感じられるにはもう少しかかりそうです。
さて、我が国の政治において石破政権発足直後の総選挙では与党が大敗を喫し、一方米国においてはトランプ氏が再選を成し遂げて大統領に再就任致しました。2月初旬には初の日米首脳会談が開催され成功裏に幕を閉じたように見えますが、トランプ大統領の打ち出しているアメリカ第一主義に基づく保護関税施策によってどのような影響が生じてくるのか不透明なところがあり、注視していく必要があるものと捉えております。
さて、信用調査機関の情報によると人手不足、人件費、原材料費の高騰、コロナ融資の返済等によって倒産する中小零細企業の割合が過去のデータとの比較でかなり高水準に推移しているそうですが、弊社においては5年前から社内業務の断捨離を行なってきました。具体的には、ペーパーレス化、キャッシュレス化、工場からの卸納品先または取り組み先の見直しであり、300軒超ほどの直納品先があったものが現在では120軒とダウンサイズを致しました。このことにより、従業員数は変えず、さらには製造業化・工場化へシフトしたことで、営業利益高の改善を実現しました。また、改善された利益高を原資として給与支給水準の向上化も出来てきております。
今後はグループ会社の力を得ながら、相互のシナジー効果の追求と仕入コストの圧縮、労務費の見直し、運搬用燃料費の削減、工場へのソーラーパネルの増設により使用電力の抑制、大胆な諸経費支出の見直し等々により営業利益高の上積みを目指し、新規設備導入費用や賃金改定の原資とする所存です。
また、いくら生産性が追及できたとしても長く継続させることが出来るか否かは、やはりそこに籍を置く人によるものと考えます。従いまして、弊社におきましては今まで以上に人間教育に重きを置き、役員を筆頭に従業員全員の人間力の向上を図り、これからますます色濃くなる多国籍によるスタッフ構成に耐えることが出来る組織力強化を図っていこうと思います。
以上に述べました事に注力し、邁進していく所存です。皆様方には今まで以上のお力添えを賜りたくお願いする次第であり、新生オオタ総合食品㈱を今まで以上にお引き立て下さいます様、謹んでお願い申し上げます。
オオタ総合食品株式会社
代表取締役 多田勝